前回の育休プチMBA管理職プログラムについて振り返りをしておこうと思います。
前回の講義のテーマはクリティカルシンキングで、
いくつかのケーススタディみたいなものを考える時間が多いものでした。
そのためか、頭の体操的な要素が大きく、
抽象化して、「覚えておくぞ」的な感想があまりなかったので、
文章にするポイントが見つからなかったんですが、
その後、事後提出課題をやっている中で改めて考えたことがあったので、それを書き残しておこうと思います。
事後提出課題は、自身の過去の経験に基づくものを題材に、どのような状況だったか?を記述することが求められるスタイル。
私も、数年前に担当した業務での経験を使って課題に取り組みました。
当時、相手側の対応に対して歯痒く思うことがとても多く、
何度言っても話が前に進まず、
呆れる、というか、とにかくそんな感情をもっていた、そんな経験を取り上げました。
今回、当時を振り返って、自分の立場と相手の立場を改めて文章にしてみて、
結果としてやっぱり、こちらの主張は間違いなく必要なものであったとは思うものの、
あちらの対応がイマイチだったのは、
先方の置かれた状況を考えると同情できる部分はあるなということに気付きました。
だからこちらの主張は取り下げる、とはもちろんならないものの、
アプローチの仕方として、別の切り口で突破口を一緒に考えるとか、そんなことができた可能性はあるかもしれないという気持ちになりました。
結果は変わらなかったかもしれないけど、自身の未熟さはあったかもしれません。
この気づきは大きな一歩な気がしました。
アウトプットってやっぱり大事。
いつか活かせる日が来るかもしれないな。