ちょっと日数が経ってしまいましたが、
NUCBオンラインMBA講義の振り返りをしていなかったのでやっておきたいと思います。
今回のテーマはUber。
面白かったです。
まずファシリテーションに関する学びとしては、
今回も、ケーススタディのときの定番クエスチョンは何かについてお話をされていたのでメモ。
・成功要因
・今後すべきこと
・経営課題
このあたりを議論するのが定石なのだそう。
覚えておこう。
次に、今回のUberの資料を読んで気づいたこと。
日本ではUberはほとんど使われていません。
タクシー業界との関係で、色々あるんだろうな…とは思っていました。
でもその代わり、タクシー業者が配車アプリを作り始めたなぁとは思っていました。
私は今まで、「Uberが入って来なくても、こうやってサービスが向上しているんなら変わらないからいいか。」と思っていました。
でも、Uberがやっているのはシェアリングサービスで、
タクシー業者がやっているのは、あくまで既存のタクシー業者がいくつか集まって、配車をしやすくしただけ。
そこは根本的に違ったんだということに今回気づきました。
つまり、渋滞や遊休資産の解消にはつながらないし、
価格競争も起こらないから、
消費者にとってのメリットは利便性がちょっと上がるくらいに限定されてしまうということに、今まで気付いていなかったのです。
なんなら、タクシー業者の配車アプリも使ったことあるけど、
確かに全然使い勝手があまり良くない…。
やっぱり、市場競争がないとダメなんだろうなと、改めて気付いた回でした。
もうひとつ、うーむ、と思わされたことがありました。
まず、英語はやっぱり大事かもしれないなぁ…ということ。
講師の方は海外の大学も出られているので、英語も堪能なのでしょう。
英語ができると、職業選択の選択肢がぐーっと広がる、という話をされていて、確かになぁと思ってしまいました。
自分の職業選択ではもうあまり関係ないにしても、息子たちには…と思ってしまいました。
また、私たちが子供の頃、花形と思われていた職業は、今や先行きの不安な業界でもあるように思えます。
銀行もそうだし、JALやANAも、今や経営はかげりを見せています。
親のいう安定なんて当てにならない社会なんですよね、
親のいうことなんて聞かなくていい、ということですね、
というお話は響きました。