「共鳴する未来 データ革命で生み出すこれからの世界(宮田裕章、河出新書)」
年末に買って、やっと読了!
もともと、2、3冊同時に読み進めてるタイプの人間なんですが、
課題やら何やらがあるうちに、優先順位をついつい後回しにしてしまいました(^_^;)
weekly ochiai でお馴染みの、宮田先生の著書です。
今週土曜日に、HUC2周年祭に、宮田先生がお越しいただけることになっています。
それに、本の内容を知らないで臨むのはイヤ!と思って読んだものです。笑
間に合ったー!笑
もともとweekly ochiai でも、
宮田先生の主張はいつも、
目指すbetter co-being に向けてどうあるべきか?が発言の芯になっていて、
どの回でも、その主張の核となる部分はいつも明確な印象があります。
そしてこの本も、その点について丁寧に説明をしてある、という点では一切のブレを感じない内容でした。
ただ逆に言えば、weekly ochiai をいつも見ている人にとっては、耳慣れた内容と言えるかもしれません。
宮田先生のおっしゃるデータ駆動型社会、
今どのくらい進んでいるんだろうなぁ。
ネックはおそらく技術ではなく、法とか社会的な理解にあって、これからどんなふうに進んでいくのかな、と期待を抱かせます。
これは理想論なのか?
個人的には、どのくらいの実現可能性があるとか、どのくらい進んでいるとか、
もう少しイメージできるレベルまで知りたかったです。
今後、何かのヒントになりそうだと思ったのは、
一人ひとりが意識して行動することを掛け声で終わらせないために、行動を促すための制度やシステムデザインをするという考え方の話。
文化や価値観を変えるのはどんなところからだろう?という疑問を以前から持っていた私としては、
インセンティブをつけて習慣化を促すというのは、
ポイントカード的なイメージで、確かに色々なところで行われていますが、
文化や価値観を変えるひとつの方法になりうるものなんだなと感じました。
土曜日のイベントに向けて気持ちが高まりました^ ^