NUCB オンラインMBAの講義の振り返りです。
この日から、科目が経営戦略になりました。
講師の先生も変わりました。
今回も振り返りを文字にしておくことで、自分の中での定着をはかりたいと思います。
今回とりあげられた題材は「楽天」。
三木谷さんの視座で考えてみよう、というようなワークなどがありました。
振り返りとして、
まずはファシリテーションとして面白かったところを2点。
ひとつは、
まずはザッと意見を発表したあと、
今出た意見を改めて整理してみましょう、というだけのファシリテーション。
それなのに、口に出して発表して意見の整理をしていくと、先ほどとは見えるものが変わってくる…
今回のケースでは、出てきた意見を、三木谷さんに特有なのか、世の経営者なら当然考えることか?という整理をしたのですが、
それだけで三木谷さんの独自性の輪郭がだんだんはっきりしてくる不思議。
気付きを与えるファシリテーションて、こういうことだなぁと感じました。
次に、2、3人ずつのグループに分かれ、上司Aと部下Bそれぞれの登場人物になって、
話し合い(交渉)をしてみるというワーク。
私は部下Bの立場に賛成だったんですが、ワークの中では上司A役にもなって話し合いをする必要があり、
これがとてもきつい!ということに気付きました。
これってつまり、管理職の立場では、自分が賛成できない方針であっても、部下に説得をしなくてはいけない場面があるということ。
今回の題材からそんな気付きに至るとは予想していませんでしたが、とてもおもしろい体験でした。
その他、ファシリテーションではなく、講義の中で印象的だったこととしては、
上司Aと部下Bになって話し合い(交渉)をするワークで、
正論でぶつかると議論が交わらない、ということ。
こういう状況では、ロジカルになることより、情に訴えるというか、人間臭いやりとりが必要なんだなぁと感じました。
それと、人事って、実はすごく辛い、難しい仕事だなということ。
誰かを昇格させることで、昇格できなかった人のポジションは変わらないとしても、
意味するのは「変わらない」ではなく、その人を下げる評価をしていることも意味している。
つまり、誰かが上がれば、誰かが下がる。
能力を測る指標はひとつではないし、画一的なものでもない中で、評価をするってとても難しくて辛いことなんだなと改めて感じました。
今回も学び多かった!
組織行動の科目の時に比べて、経営戦略はちょっと宿題が重いですが、本当に面白い。
社会人の学びって学生の時より楽しい気がする…
いや、当時とモチベーションが違うだけなのかなf^_^;