『自分らしいキャリアのつくり方(高橋俊介・PHP新書』
3時間ほどかけて読了しました。
感想ですが、
確かにそうだなと感じた、というか、今自分が考えていることに合致していたのは、
「一つの専門性だけで価値創造することに限界を感じている人は、二つ以上の組み合わせを考えてみるべき」
という主張です。
これは、藤原和博さんの著書でもよく言われている話だなと。
少なくとも、もうひとつ、ふたつ、私にはこれができると言える何かをやっぱり探したい気がしています。
ここがこれからの自分のキモになる気がするなと今は思っています。
その他に感じたこととしては、
「キャリアは計画してその通りになっていくものではなくて、日々の積み重ねで出来上がっていくものだ」という主張には、自分自身のこれまでを振り返っても納得いく気持ちはすごくありました。
ただ、どうしたらいいか?を求めて読んだ場合、
総じて、「とりあえず置かれた場所で咲け」という雰囲気を感じました。
そこで何ができるかは結局自分の意識次第ですよ、というような。
例えば私のように(単一キャリア前提で)そこから先を考えている場合に、欲しい助言の質として少し物足りなさを感じてしまうとところはありました。
おっしゃる通りであることは頭でわかっていても、私にとっての「ここに居続けることへの不安」への回答は得られないような気がしてしまうのです。
だから大丈夫!という気持ちにはなれないなと思ってしまいました。
これも含めて、考えても考えてもキリがない!少しずつでも行動すべし!というのが本書の言いたいことのひとつなんだと思います。
とはいえ現在妊娠8ヶ月目。
新しく何かをする時期としては、体調など諸々考えても相応しくないので、
もう少し考える時間に充ててみようと思っています。