「ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンス、早川書房)」
読んだ、というか、Audible で耳で読みました。
再生時間が、1倍速では16時間ある大作なのですが、
2倍速で聞いて、
まさかの1日で聴ききってしまいました。
面白かった。深かった。
続きを読まずにいられなかった。という感じです。
1人の男性の死体が見つからところから物語が始まったかと思うと、
その事件の真相を探る章と、
主人公の女性の生い立ちが語られる過去の話の章とが、
順々に語られながら、次第に交わっていくというストーリー展開。
最後の最後まで真実が分からず、
「え!そんな結末になるの⁉︎」と最後は驚く、というような、そんなワクワクのある話でした。
1日で読みきった、といいつつ、もちろん読み終わったのは深夜で、
読み終わった後しばらく余韻で眠れませんでした。
こういう本の読み方は久しぶりで、
ちょっと寝不足感はあったけど、
たまにならこういうのも悪くないなと思いました。
Audible も利用し始めて3ヶ月目になります。
Kindleの音声読み上げ機能と、Audible の使い分けが、自分の中にできてきたなと感じます。
Audible は、本一冊の値段が高いので、プロに読んでもらうことの価値を求めたくなります。
そのため、物語ちっくな本の方が価値を感じます。
また、月一冊は無料(サブスクの料金に含まれている)ので、
せっかく一冊だけ選べるなら、やっぱり、再生時間が長めで値段が高めのものを選びたくなります。(貧乏性w)
一方、Kindle読み上げは、
説明の上手そうなビジネスパーソンが書いた本なら、たまに漢字を間違えて読まれても意味がわかるので、
読むのにも骨の折れなそうな本はKindleの読み上げ一択です。
なお、Kindleで買って、かつ、耳ではなく活字で読む、も選択肢の一つです。
私としては、咀嚼の難しそうな文字で読みたい本(落合陽一の本とかのイメージです)は、
ぜひKindleで活字で読みたいのですが、
我が家の0歳児の甘えっぷりのせいもあり、なかなか腰を据えて本を目で読めないので、
この部分は最近なかなか進んでいません。
でも、一口に読書といっても、
こんなに色んな楽しみ方があるなんて、いい時代になったな。
どんどんインプットしていきたいところです。