「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか(中島聡、文響社)」
8月の育休復帰と同時に転職が決まっています。
その時に、どうすればもっと気持ち良く家庭と両立して働けるかについて、時間のあるうちに考えておこう、と、
時間術系の気になる本はできる限り読んでおこうと思っています。
こちらの本は、Kindle Unlimitedで読むことができたうえに、
先日読んだちきりんさんの本でも出典元のひとつになっていたので、
読んでみることにしました。
サクッと読めました。
ちきりんさんの本の出典元のひとつであったこともあり、
述べられていることには似たところも多かったです。
まだサンプル数は少ないものの、
時間術のノウハウの最小公倍数的なところはある程度共通しているのかも、なんて思いました。
マネしよう!と思ったところは、
まず、スタートダッシュで、最初の2割の時間でタスクの8割をしあげるつもりでやる、というところ。
要は、プロトタイプを作ってしまってから細かいところを仕上げるのだ、という話です。
とにかく短い時間で無理をしてでもやるべき、というのは他の本でもよく言われているなと感じました。
もうここは、仕事が早い人たちに共通したセオリーなんだな、と感じた部分でした。
また、やりたくないことをいかに早く済ませることを考えて行動するか、という主張にも思うところがありました。
そもそも転職することにしたのも、
今までしてきた仕事は、子供との時間を犠牲にしてまでする仕事なのか?と思うようになってきたからでした。
こんなことに時間を割きたくない、と思うことに時間を割かなくていいように、どう立ち振る舞うか?どう処理するか?という意味においては、
仕事全体も、個別のタスクについても同じことです。
これは私の価値観に関わることなんだろうと思うので、常に意識して忘れないようにしなくては…と思いました。
そして、具体的なアクションとして、
寝る前にタスクリストを作ること、というやつです。
これは、この2週間ほど、100円ショップで買ったすごくシンプルなメモ帳ですでに実践をしているところなのですが、確かになかなかいいなという感覚が既にありました。
書いておくと忘れないし、
ひとつひとつ消していくのは確かに達成感があります。
今は育休中で、タスクといっても極々ゆるいものばかりですが、
ともすればダラダラ過ごしてしまいそうな今の時期、こうしたやり方で「やれた感」を継続させられているのは結構良いなと感じています。
これも是非とも継続しようと思います。