昨日のブログの続きです。
『これからの生き方(北野唯我・百田ちなこ、世界文化社)』
この本は前半が漫画形式になっていて、巻末でその登場人物が実際に存在している設定で、インタビューをした、という形式になっている部分があります。
私は、自身の自己分析の限りでは「スキル型」なので、同じ型のキャラクターで描かれている西村真奈美・佐倉愛子、の2人にはやはり、
わかる‼︎
と大きく頷いてしまう箇所がいくつかありました。
西村真奈美と似ている点は、
今、やりたいことはないけれど自分の足で立つことができているところ。
似ていないところは、それに彼女は物足りなさを感じていないけれど、私は感じている、という点。
この原因は、彼女は自分の足で立つことについて、自分のスキルに確固たる自信があるのに対して、
私は「資格」という盾があるだけで、スキルそのものからくる自信ではない点なんじゃないかなと感じました。
彼女の場合は、他でもやっていけるスキルで、私の場合はほかに転用するイメージが湧かないから、
私は、他の人と差別化したい気持ちも大きいし、今の仕事の仕方に物足りなさもあるんだろうな、と。
佐倉愛子と似ている点は、こう働きたい、という考え方全般。
管理職になるメリットが見えない、
むしろ働き方の自由度を上げて、その時間で副業やフリーランスの仕事をしたい、
家のこともそこそこやりたい。
これ、すごくわかるんです。
私は管理職に対して、仕事内容まで見て面白さが感じられないことが、ベクトルが副業とかに向き始めたキッカケだったので、彼女よりやや受け身ではありますが、
彼女の言葉が、私の理想の働き方をあんまり上手くまとめてくれていたので、
本を読みながら声を出して頷きそうでした。
他のキャラクター達の考え方も本当に面白かったです。
断片的には賛同しまくりのところも多々ありました。
著者北野さんの意図したとおり、
私自身は、このインタビュー形式の付録部分で、自分の「感性」を見つめる機会ができた気がしています。
これまでもともとやってきた色々な自己分析と合わせて、
少しずつ自分のやるべきことや、価値観の輪郭がはっきりしてきているような希望も出てきたような。
積み重ねだなぁ、としみじみ。
2020年9月もあと1週間。
毎日が飛ぶように過ぎていきますが、少しずつ前にも進めている実感を感じています。