日々、ちょっとずつ

30代ワーママ、ブログというアウトプットで、少しずつもっと好きな自分に近づきたい

読書感想ー生産性

f:id:tanimurafumi:20210727115408j:image

「生産性(伊賀泰代、ダイヤモンド社)」

 

Voicyでよく聞いている雨宮夫婦のバリキャリラジオで、

結構前に妻さんが紹介されていたので読んでみました。

 

これは良かった!

私に必要な知見がたっぷり詰まっていました。

 

絶対に実践しようと思ったのが、

ストップウォッチを使うこと。

何にどれだけの時間をかけているかをきちんと把握し、

効率化できるところをしっかりと見ることができるようにすること、

これは絶対にやろうと思います。

 

また、資料を作るにあたり、

「仕事に取りかかる前にアウトプットイメージをもつ」

これも絶対にやろうと思いました。

頭に思い描くだけではなく、メモやアウトラインベースまで落とし込んでから、

作業に取り掛かることを徹底しようと思いました。

ゴールを描いてから必要な仕事を取りかかれば、

無駄な情報収集の時間を減らすことができる、というのは大納得です。

 

そして、

とにかく「生産性」を意識することを、

肝に銘じたいと思いました。

これは、私が働く上での至上命題にしたいと思っています。

やりがいを「生産性」に求めるくらいのテンションで向き合いたいと思います。

 

復帰前の決意を新たに出来た一冊でした。

読書感想ーまんがでわかる最高の体調

f:id:tanimurafumi:20210727000225j:image

「《まんがでわかる》最高の体調(鈴木祐、クロスメディア・パブリッシング)」

 

健康に関する話がメインの本て、そういえば読んだことなかったなと思って、

手に取ってみました。

何といっても健康第一。

何事も、健康な心身があってこそであることは忘れてはいけない、と分かりつつ、

無理をしてしまうこともあるなぁと感じます。


正直、自分自身はそれほど不健康ではないと思います。

ランチは、一人だと面倒で、冷凍パスタやコンビニご飯とかで済ませてしまうことがほとんどですが、

朝は納豆ご飯とR1ヨーグルト、夜はタンパク質・野菜をちゃんと摂るようにしています。

特に子供が生まれてからは、

自分の体調が崩れると、子供を見ることができないし、

夫にも迷惑をかけるということがどれほど大変なことかをすぐに思い浮かべてしまうこともあって、

早め早めに睡眠を増やし、

栄養ドリンクや市販の薬などを適度に飲んで、

できる限り無理をせず、不安要素には先回りで対応をすることをに心がけるようになりました。


で、本の感想ですが、

意外と、そんなに目新しいことがなかった??印象でした。

あるいは、もっとできることはあるけど、

現実的に取り入れるのが難しそうなことで、あんまり乗り気になれなかった、という印象です。


まず、物理的な側面の話に関して、

食事は、発酵食品や野菜は割とちゃんと取っているし、まぁまぁできてました。

次に環境ですが、

観葉植物とかは、すでに部屋に置いているなぁと。

本当はもっと自然と触れ合える場所に出かけていくのがbetterなんでしょうけれども、

生活環境を踏まえると、逆に無理をすることになりそうで、

ちょっと保留だな、と思った感じでした。

睡眠については、

人工の光を遮ることが推奨されていて、アイマスクとかが提案されていましたが、

子供が横に寝ている環境でそれはなかなか微妙です。

少なくとも、部屋は真っ暗にして寝ているし、十分かなと感じました。


メンタル面全般に関して感じたこととしては、

とりあえず、まだ育休からの復帰前なので、どこにどう不安が生じるかは分からないな、とは思いつつ、

「仕事をゲーム・遊びとして取り組む」というのは、

この育休中にインプットしたいろいろな情報を総合的に考えても納得の話でした。


仕事にやりがいを求めない、求めすぎない、というのが、

転職などを考えてきた中で、とてもスッキリした自分自身の答えのひとつでした。

好きな仕事って、そうそう見つからない。

いろいろアンテナを張ったけど、仕事としてやりたい好きなこと、は一向にピンとくるものがありませんでした。

でも、目の前にあることをゲームのようにクリアしていくこと、そしてそれをいかにうまくやっていくかということ、

そこに視点を向ければ、

ある程度のことはそれなりに楽しそうにも感じられる気がしました。

私はそのスタンスで、自分のやれることの幅を広げていくのがあっている気がしました。

それがメンタル的にもいいのであれば、

もうそれは、その方向で進めていくしかない、

この本を読んで、その思いを新たにした感じがします。


メインの話はまんがで書かれていたので、

本当にサクサク読んでしまいました。

というか、まんが程度の読みやすさで取り入れることを目的としていたので、まんが版を選びました。

ちょうどいいインプットができてよかったし、

仕事に関する思考についての整理にもなったので、今の私にとってはピッタリの本だった気がします。

入社後に向けて

8月に転職する予定の会社には、すでにそこで2年ほど働いている元同僚がいます。

転職にあたっては、

彼女にすごくいろいろな話を聞かせてもらっていました。


8月も間近に迫り、

何となく不安も覚えたので、

先日、「なんか入社前にやっておいた方がいいことあるかな?」という連絡をしてみました。


この質問に関しては、

これをやったいた方がいい、というものはないようでした。

一方で、色々とLINEをしているうちに考えさせられるものがありました。


転職先は、業種として激務だと一般的に言われます。

ただ、私は、子供がいることもあり、

配慮してもらえる前提で契約をしています。

とはいえ、同じように働いている彼女曰く、


土日も働けないか?と打診されたり、

周りの人たちが徹夜で働いたりしている姿を見ると、

肩身が狭くなる、とのこと。


それでも、自分や家族を守れるのは自分だけなんだよね、

ハートを強く持って、

出来ないことは出来ない、と言わないといけないよね。

そんな会話をしました。


なんだかんだ言っても、

他人の言う「理解しています」は、

こちらが何を犠牲にしているかなんて結局理解しきれているものじゃないんだよね。

あわよくばやってくれたらラッキー、って程度。


…なんか、

入社後の働き方についての覚悟をもらった気がしました。

頑張ろう。

色んな意味で。

読書感想ー革命のファンファーレ

f:id:tanimurafumi:20210718224406j:image

「革命のファンファーレ 現代のお金と広告(西野亮廣幻冬舎)」


この本も、

先日のAmazonPrimeDayで安くなっていたので、

とりあえず買っておいた本です。


私は西野さんのVoicyをほぼ毎日聞いているんですが、

話が本当に面白いんですよね。

分かりやすい上に、洞察が鋭い。

単純に話自体も楽しくて、声を出して笑ってしまうことも珍しくありません。


そんな西野さんの本なだけあって、

めちゃくちゃ読み易い、分かり易い。

そして改めて、この人はすごいな、と感じました。

すごく頭が柔らかくて、

実行力(機動力+マネジメント力)がとても優れた人なんだなと。

さらに、私がすごいと思うのは、

自分や自分のしていることの方向性について、

なぜそうするのか?

他の人がしていないことや反対することが、なぜおかしいのか?

他の人やそうしていない人と、西野さんがやっていることの本質的な相違点は何なのか?

これを、きちんと言語化して説明できている点です。


好感度の話は象徴的でした。

確かに、テレビでは西野さんて好感度が低い、みたいな扱いを受けていますが、

一方で、テレビではないところではすごい熱烈な支持を受けています。

これは、テレビはスポンサーがお金を出した番組を制作しており、

出演者はこれに出ている人たちなので、スポンサーにとってウケが良くなければいけません。

そのためには本心ではないこと(=嘘)も言ったりやったりしなければならない。

とにかく好感度を維持しなければいけないからです。

その点西野さんは、スポンサーからの指示ではなく、直接的なファンなどのスポンサーを相手にして仕事をしています。

そこで本心ではないことを言ったりやったりすることは、

ファンに対して嘘をつくことになるため、

テレビを主戦場としている人たちとは違うベクトルが生じることになる。

なるほど、そういうことだったのね、と腹落ちしました。

ゲスの極み乙女川谷絵音ベッキーの不倫騒動の時、

好感度で仕事をしていたベッキーが仕事を失い、

音楽というファンから直接の支持を受けて仕事をしていた川谷絵音で、

騒動後の仕事量に差が出たのは当然だ、というのは、当時は全く気付いておらず目からウロコでした。


「好感度<信用」

これは頭に入れておきたい図式だなと思いました。


また、あとがきで書かれていたことですが、

「勇気がないから行動できない」ではなく「情報がないから行動できない」だけ、というのも刺さりました。

子供の頃、電車に乗るのが怖かったのは、勇気がなかったからではなく、

電車に乗って目的地に行くにはどうすればいいのかを知らなかったからだ、と。

必要なのはポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ。

これは私にとって金言でした。


もう結構前の本ですが、今の私にもしっかり刺さる良書でした。

これはベストセラーになるわーと、納得の一冊でした。

読書感想ー君はまだ残業しているのか

f:id:tanimurafumi:20210716001723j:image

「君はまだ残業しているのか(吉越浩一郎、PHP研究所)」


以前読んだ本の出典のひとつになっていた本で、Amazonのほしいものリストに入れていたのですが、

先日のAmazonPrimeDayで安くなっていたので、

Kindleで購入した本です。


8月から、新しい転職先での育休復帰が始まりますが、

少しずつその日が迫ってくるので、

じわじわと不安な気持ちになってきます。


知り合いに転職先の社名や業務の話をすると、「大変そうだね」と言われるので、それもまた不安に…。


仕事はしたいけど、プライベートが最優先。

そう思って、効率的に仕事をするためのノウハウを頭に入れておきたくて、

この手の本を読み漁っています。


タイトルが、残業をしている人をターゲットにしている感じなのですが、

実際には経営者(残業をさせている人)をターゲットにした本です。

徹底して、残業をさせない組織体質にするためにどうするか、ということが書かれています。

そのため、ダイレクトに自分に今すぐできること、というと、

若干ピントが違った点は否めません。


ただ、その思想にあるのは、

残業はすべきではない、という強い思いで、この点については心に響くところが多くありました。


私たちは、平日は9時から17時まで働いています。

24時間のうち、8時間です。

転職後の私の労働契約では、月33時間の残業は給料の中に想定して含まれている契約です。

つまり、1日につき1〜2時間の残業をすることが前提になっています。

裁量労働制の契約になっています。)

つまり、私の場合、24時間のうち10時間は労働に費やされることになります。

睡眠時間を8時間とするなら、

24ー10ー8=6

すでに、平日は6時間しか残っていません。

その中で、家事・育児をすることになりますが、

単純に考えて子供と過ごす時間が6時間未満ということです。

そして、この6時間のために、仕事をしているはずなんだ、ということ。


この意識を強く持とうと思いました。

いかに働く時間を減らせるか。いかに家族との時間を死守するか。

やはり数字にすると、リアリティを持って残業が悪いものかが実感できる気がしました。


仕事にはのめり込みすぎない。

仕事から何を得られるか?にはフォーカスしない。

仕事にはゲームのように向き合い、どうやってクリアしていくかを最上位命題にした方がいい。


自分の価値基準を見つめ直すとてもいい機会になった、という意味で、

読んでよかった本だったと思います。

読書感想ーザリガニの鳴くところ

「ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンス、早川書房)」

 

読んだ、というか、Audible で耳で読みました。

 

再生時間が、1倍速では16時間ある大作なのですが、

2倍速で聞いて、

まさかの1日で聴ききってしまいました。

 

面白かった。深かった。

続きを読まずにいられなかった。という感じです。

 

1人の男性の死体が見つからところから物語が始まったかと思うと、

その事件の真相を探る章と、

主人公の女性の生い立ちが語られる過去の話の章とが、

順々に語られながら、次第に交わっていくというストーリー展開。

最後の最後まで真実が分からず、

「え!そんな結末になるの⁉︎」と最後は驚く、というような、そんなワクワクのある話でした。

 

1日で読みきった、といいつつ、もちろん読み終わったのは深夜で、

読み終わった後しばらく余韻で眠れませんでした。

こういう本の読み方は久しぶりで、

ちょっと寝不足感はあったけど、

たまにならこういうのも悪くないなと思いました。

 

 

Audible も利用し始めて3ヶ月目になります。

Kindleの音声読み上げ機能と、Audible の使い分けが、自分の中にできてきたなと感じます。

Audible は、本一冊の値段が高いので、プロに読んでもらうことの価値を求めたくなります。

そのため、物語ちっくな本の方が価値を感じます。

また、月一冊は無料(サブスクの料金に含まれている)ので、

せっかく一冊だけ選べるなら、やっぱり、再生時間が長めで値段が高めのものを選びたくなります。(貧乏性w)

一方、Kindle読み上げは、

説明の上手そうなビジネスパーソンが書いた本なら、たまに漢字を間違えて読まれても意味がわかるので、

読むのにも骨の折れなそうな本はKindleの読み上げ一択です。

なお、Kindleで買って、かつ、耳ではなく活字で読む、も選択肢の一つです。

私としては、咀嚼の難しそうな文字で読みたい本(落合陽一の本とかのイメージです)は、

ぜひKindleで活字で読みたいのですが、

我が家の0歳児の甘えっぷりのせいもあり、なかなか腰を据えて本を目で読めないので、

この部分は最近なかなか進んでいません。

 

でも、一口に読書といっても、

こんなに色んな楽しみ方があるなんて、いい時代になったな。

どんどんインプットしていきたいところです。

airClosetお試し→解約

タイトルの通りなのですが、

約3ヶ月、加入してやってみて、先程解約手続をしました。

 

airCloset、通称エアクロ、は、

洋服のサブスクリプションサービスです。

スタイリストさんが、私に服をスタイリングしてくれて、

月額7,480円のライトプランだと、

月一回、3着の服をレンタルしてくれます。

どんな服が来るかは届いてのお楽しみ。

通常は、トップスとボトムス1組+トップス、なのかな?

 

私自身はもともとファッション大好きです。

ECサイトなんかは、何時間でも見てられるタイプの人間です。

ただ、好みのストライクゾーンは狭くて、

悪くないけど買わなくてもいっか、と済ませることがめちゃくちゃ多いタイプです。

 

そんな私に、airClosetのよかったところは、

買うまでもないけど悪くないかもって思う服が、気兼ねなく着られて,買わずに返せるところ。

これだけでも結構着回しの幅が広がる感覚はありました。

お気に入り!ではないがゆえ(笑)、遠慮なくガンガン着やすいというのも、良さでもありました。

 

一方で、

でもやっぱり解約しよう、と思ったのは、

上述の「買うまでもないけど悪くないかも」のレベル感が、毎月の7,480円を考えると、

なんか見合っていない感じられるようになってきたからです。

 

利用期間で届いた服は合計12着なのですが、

その内訳は、

これめちゃいい!と思ったのは1着。

まぁ悪くなぁかな(実際何度か着た)が6着。

試着のみで着る気にならなかったもの5着。

と、こうやってカウントしてみると、

打率は、私の中で7,480円がペイするものではないように思えてきたのです。

 

もともと好みのストライクゾーンが狭いのも理由ではあると思います。

ちなみに、私は割と細身の服(特にボトムス)も好きなのですが、

そういうピタッとしたシルエットの洋服は、おそらくレンタルでいろんな人が着ることを考えると汎用性が低いのか、

サイトで見ていても取り扱いが少なめです。

 

試してみて、

自分自身に合うポイントと合わないポイントが明確に見極められたのはよかったなと思いました。

やってみないと分からない、とはこのこと。

合わなければ辞めればいい。

こうやっていろんなことの最適解を探していけばいいんだな、と思えた経験でした。